ちょっと、質問があったので書いてみました。

2005/08/13 (土) PM 21:35

Ｑ１．1ビットアンプでシアター環境は作れるか？
Ａ２．既に商品化さてれますよ
１ビットアンプと言えば、シャープですが。発表当時は、超高級な受注生産品のアンプしかなかったが、今では手の届く範囲もある。
　
・1ビットホームシアター（シャープ）
・1ビットピュアオーディオ（シャープ）
　
シャープの１ビットシアターは液晶テレビとの共存を意識したデザインになっている為か、その巨体は他社とは違って縦型（壁掛け可能）のデザインになっている。但し、ピュアオーディオ向けの製品群は通常の横置きタイプ。
　
自分の知っている１ビットアンプは、１チップで最大２ｃｈまで処理している。多分、シャープのホームシアタータイプはこのICを複数個使用していると思われるので、ICを増やせばマルチチャンネル化が可能なのでしょう。
ピュアオーディオ向けでもこんなのあるし・・・

Ｑ２．「シアターシステム」において、専用スピーカー以外に接続は可能か？
Ａ２．基本的には可能。しかし、最近ではより簡単に且つ設置しやすくするために専用の端子に加工されている場合があります。その様な場合、違うスピーカを接続するのは困難です（出来なくはありませんがね）
　
最近のマルチチャンネル化で個人的に問題視してしまうのがスピーカの数！
５．１ｃｈまではなんとか設置できるが７．１ｃｈやそれ以上の数になると設置に苦労する。フロントスピーカーは現状で良いが、サラウンド用のスピーカを増やすとなるとこれが結構、大変。
人によって設置の仕方は色々だが、基本はスピーカをしっかりと固定し、リスニングポジションに合わせて高さや角度調整する事が重要だ。

Ｑ３．シアターシステムでGX-77Mの様なＰＣ向けスピーカーの接続は可能か？
Ａ３．GX-77Mの場合、内部アンプを設けているので、シアターシステム側にライン出力する機能がないと接続できない。

余談ですが、オーディオで言うアンプとは分けると下記のタイプに分かれる
　
１．プリアンプ
２．パワーアンプ
２．マルチチャンネルプリメインアンプ（俗に言うAVアンプ）　※以下AVアンプと表現
　
プリアンプ・・・・主にセレクターやDSPとしての機能を有しているので、他にパワーアンプやAVアンプが必要。
パワーアンプ・・・・ここで音を増幅すしてスピーカを鳴らす。
AVアンプ・・・プリメインアンプとパワーアンプが一体型になったタイプ。
　
近年のAVアンプの特徴としては、「いかに多くのフォーマットに対応するか」と、「音場自動補正機能」の有無、「HDMIやDVIの次世代インターフェースの搭載」、iLINKの有無ぐらいでしょうか。
音質重視（ピュアオーディオ）で選ぶなら、プリメインアンプとパワーアンプの組み合わせですが、商品サイクルが遅いので最新フォーマットに対応していない場合がありますし値段もかかります。最新フォーマットに対応して且つそこそこいい音でと言うのならAVアンプでしょうね。
一方、シアターシステムでは、AVアンプを安価にしてスピーカをセットにたタイプで、ビギナー向けです。ホームシアターを一般レベルにまで普及せた火付け役と言う印象。最近ではスピーカのワイヤレス化やHDD搭載機種の登場とメーカもかなり力を入れてます。