Logicool diNovo Edge(DN-1000) レビュー

2007/09/02 (日) AM 4:49

Logicool diNovo Edge(DN-1000) レビュー
ロジクール曰く、世界最先端を行くキーボード

2007年8月10日、国内向けにも販売が始まった、「diNovo Edge」
当初、高額過ぎるので購入を悩んでいたのですが、気がついたらカートに入ってて買ってました(^_^;)
ちなみに、Amazonで単品購入したら、化粧箱のまま届きました。まぁ、物が大きいですし、そんなもんかな。

「わくわく♪」

キーボード自体は、薄いのですが、付属品の充電スタンドが場所食ってるので、箱が大きくなってるみたい。

同梱内容は、充電スタンド、ACアダプター、ＵＳＢミニレシーバー、ソフトウェア、クリーニングクロス、取説。

ＵＳＢミニレシーバーとは、Bluetoothレシーバーでして、既にPC側に接続されている場合は、不要品になります。
若干、透けているので基板が見えます。
Bluetooth 2.0仕様なので、最大１０ｍと広範囲で使用できます。

「一般的なＵＳＢフラッシュメモリーと同じサイズだね。」

「ＳＤカードと比較にゃん」

「うしろには、コネクトボタンがあります。なんでも、うまく動作しない時に押すらしいよ。」

５分間充電すると約１日、２時間充電すると約２ヶ月使用できるのでかなりパフォーマンスが良いです。

「充電スタンドは、もこちゃん用スタンドにもなります。」

「ならねーよ！」

「ＡＣアダプターは、後ろからズバッと刺します！」

「いや、そんな勢い必要ないから。普通にやれよっ！」

キーボード、充電スタンド、ＵＳＢミニレシーバーには、表面保護の為、透明の保護シートが貼ってます。
保護シートを剥がすと、皮脂や細かい傷が付きやすくなるので、要注意。
一応、その為のクリーニングクロスが付属してあります。

「わーお、ピカピカだぁ～」

キーボード本体の電源スイッチは、サイドにあります。バッテリー容量は結構あるので、常時入れっぱなしで問題ない。
キーボードスタンドを立ててもあまり高くなりません。

「もう少し、角度があっても良いのにね。」

「ね。」

キーボード本体裏側は、鮮やかなオレンジ

「このオレンジ野郎っ！」

「なに？なに？」

背面には、充電スタンド用の端子や、コネクトボタンがあります。

「キーボードスタンドを引き出すと、こんな感じ。」

キーボードの電源を入れる際や、CapsLockする際は、キーボード本体から「ピッ」とBEEP音がする。
パームレストはアルミっぽい

慣れていないのもありますが、Enterキーが小さいので、間違えて違うキーを押してしまうケースが多いです。
diNovo Edgeの特徴として、キーボードサイドには、メディアセンター等の起動ボタン、ボリュームスライダー、マウスなどが配置されてる。
リビングなどでHTPCをしているユーザーなどには、かなり重宝する機能かと思う。
マウスが別であるよりも一緒になった方が、手元がスッキリするし、ソファーに座りながらキーボードだけで全て操作できるからだ。

ボリュームスライダーは、指でなぞるとLEDが点灯し反応してるのが分かる。また、モニター上でもOSD表示するので分かる。
マウスは通常の使い方以外に、スクロール機能がある。
上・右に突起があり、どちらかを基点に円を描く様になぞると、ウィンドウが上下or左右にスクロールさせることが出来ます。

「ぐるぐる回～す♪」

充電中は、左上のバッテリーマークが緑点滅する。
また、「Fn」キーを押している間、ファンクションキーの上に各アイコンが点灯する。

「Fnキーを踏むと光るな」

キーボードの薄さはかなりの物で、携帯電話（913SH）と比較するとこんな感じ。

付属のソフトウェア（SetPoint）を使うと、各ファンクションキーの設定などが出来る。
メディアセンターのボタンも、メディアプレイヤーに限らずiTunesなども指定出来る。

キーボードのバッテリー残量は、パーセントか日数で表示するので、いつ頃充電しておいた方が良いか分かりやすい。

デザイン、機能ともかなり素晴らしい「diNovo Edge」ではあるが、私にとって一番手こずらしてくれたキーボードでもある。
「Shift」キーと「２」キーで「”」になってしまうのだ。
「＠」が表示されるの筈なのに「”」、本来なら「英語キーボード」であるが、私のパソコンでは「１０６キーボード」として誤認識してるのだ。

既にサポートセンターには連絡しているが、返ってきた内容を読むと、同様の症状が何件か発生しているようで、現在のところ未解決。
しかし、掲示板などで調べると、普通に使用できるユーザーもいるようで、特定の環境下でなるのかと推測する。
いくつか、回避方法があるが、英語版のドライバーを使用すると改善するとの情報もあるが、私は改善せず(^_^;)
決定的な改善方法は見つかっていないが、幾つかの事例もあがっているので、簡単ですが紹介します。

正式な対応方法では無いが、もしかしたら救われるユーザもいるかもということで。実施される際は自己責任ですよ。
まずは、レジストリーで　[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters]を開き
"LayerDriver JPN"="kbd106n.dll" を “kbd101.dll” に変更すると吉らしいが私の場合は相変わらずorz
参考文献：Moonlight Café キーカスタマイズ(リマップ)

他には、ドライバーを更新する。
「101/102 英語キーボードまたは Microsoft Natural PS/2 キーボード」に変更するとあるが、それすら出てこないorz
参考文献：スタパ齋藤の「週刊スタパトロニクスmobile」 “世界最先端を行くキーボード”ことdiNovo edgeを使ってみた

また、INFファイルを削除しても改善しませんでした。
とりあえず、「ロジクールサポセン：英語キー配列の設定の仕方」で騙し騙し使っているのが現状です。

「高いキーボードだけに、ガッカリだよorz」

「きっと、世界最先端行き過ぎたちゃったんだよ。それに追いつかないキミのPCが悪いんだよ」

「えぇ～！Σ(￣□￣|||) 時代に取り残されたPCですか？！先月買い換えたばかりなのにぃ」

追記＞キータッチですが、薄型モデルの割に押すと深いです。例えば、ノートＰＣ（松下レッツノート CF-R5）と比べると、全然深いですね。ただ、２万円台という点を考慮すると安っぽい印象も感じます。その辺は、個人差がありますので購入を検討されている方で、実機に触れる機会があるようでしたら触ってからの方が宜しいでしょう～

関連リンク
ロジクールdiNovo Edge商品ページ