Nikon D4 レビュー

海外では、16GBのXQDカード／カードリーダが付属してたとか...




AF-S/AF-Cの切り替えは、レバーの側面がボタンになっているので、押しながらメインコマンドダイヤルでモードを変えます。


バッテリー室の上に内蔵時計用のCR1616リチウム電池があり、ユーザー自身で交換可能（寿命は約2年）


付属のバッテリー（EN-EL18）は、D300で使っていたバッテリー（EN-EL3e）の倍ぐらいの大きさがある。
横幅は、シスターズ三頭身分だよ


高さは、シスターズ四頭身分と言ったところだ


バッテリーチャージャー（MH-26）はバッテリー２つ同時充電出来るのでデカイ
端子カバーは着脱式なので、外した後紛失しないかちょっと心配


レンズ着脱指標は二つある。


ボディから若干飛び出してるので、レンズ交換する際の視認性が良くなっています。地味にありがたい機能だったりする。


縦位置シャッターボタンのストロークは、横位置シャッターボタンとほぼ一緒。
個人的な比較対象であるD300の縦グリップMB-D10ではストロークが浅めなんですよね(^_^;)
それと、縦位置Fnボタンの存在が凄く嬉しい！！これで、縦位置撮影時の露出補正が行いやすくなりました。


背面の液晶パネルから操作系スイッチがフラットな構造になっている。


D300と比べると、ファインダーが後ろに突出してる。
しかし、ファインダーと液晶パネルとの差が有ることで、ファインダーを覗いた際に顔の皮脂や化粧などが液晶パネルに付き難くなりました。


液晶の色かぶり問題ですが、D300と比べても確かに緑被りしています。
下図は6400Kに設定して撮影しています。
※D4の方がより正確な色で再現されているとの事。


液晶の視野角も悪くありません。




イルミネーターは、D300の様な緑LEDでは無いのでとても美しいです。


主要操作ボタンの文字盤は、白色LEDで薄らと点灯します。




接眼目当て（DK-19）も購入しました。
Amazon:Nikon 接眼目当て DK-19


ガッチリとしてる構造なので、一度付ければ脱落する事はなさそうです。
ファインダー周辺の光が入りにくいので、集中して撮影できます。




D4は、液晶モニターカバーを取り付けられないので、液晶を少しでも保護するには保護フィルムが必須です。
Amazon:Kenko デジタルカメラ用液晶プロテクター Nikon デジタル一眼レフカメラ D4 用 KLP-ND4


Kenkoの保護フィルムを貼った感想としては、皮脂が付き難いです。
光の反射もそれほど起きないので、非常に良いアイテムかと思う。


D4の電子音を録音してみた。結構好きな音です。


D4を担いで色々撮影してきました。
RAW+FINE(JPEG)で撮影し、JPEG画像はオリジナルのままアップロードしています。
アップロード先のFlickrでは、オリジナルファイルのダウンロードやEXIFを参照する事も出来ます。

サンプル画像をクリックすると、EXIFも同時に閲覧できます。
各項目の値は、下図を参考にして下さい。


















室内撮りでは、LEDライト（DL-L60AN）１灯を天井にバウンスし、他の照明はOFFした環境で手持ち撮影（下の画像５枚）


目視では非常に暗いが、撮影した画像ではその暗さを殆ど感じさせないほど良く撮れている事に驚く。


ISO感度12800でも常用として利用出来る
暗所でも、殆ど迷わずフォーカスロック出来るのも凄い。























D4（左）とD300（右）でセンサー感度の比較をしてみた。
ISO800


ISO1600


ISO3200


ISO6400


ISO12800


ISO25600(Hi 1.0)


ISO 51200(Hi 2.0)


ISO 102400(Hi 3.0)


ISO 204800(Hi 4.0)



高速連続撮影してみた。











D4の本体重量が約1.3kgなのに対し、D300+MBD10が約1.2kgなので、個人的にはいつもと変わらない重さです。
センサー周りの進化もあり、撮影時は狙った被写体は確実にシャッターを切るっといった感じで、気持ちよく撮れます。
難点としては、ボディがほぼ正方形なので収納性が悪く移動時にも非常にかさばる代物となっています。

早速、ワンフェスで投入してみたいと思います！




関連リンク

• D4 | ニコンイメージング
• ニコン、AFやAEを一新したフラッグシップ機「D4」 - デジカメWatch
• Digitutor D4
• Nikon D4 Product Tour - YouTube
• Joe McNally Photography- Little Freddie King, Livin' The Blues (Nikon D4) - YouTube
• Joe McNally Photography- On location with the Nikon D4 - YouTube